官民連携で移住者を誘致する「田舎暮らし応援県わかやま推進会議」と和歌山県は、「2地域居住」の希望者などを対象に田辺?白浜地域で物件見学のバスツアーを行う。参加は無料。推進会議は「現地を見て、具体的に検討してもらいたい」と話している。
本来の住居と別に、農山漁村に生活の場を持ち、それぞれの利点を楽しむ「2地域居住」への関心が高まっている。推進会議は京阪神在住の中高年層を中心に誘致し、過疎地の活性化を目指している。
県の調査によると、田辺?白浜の2地域居住者のうち、4割は田舎に軸足を置いており、3割が「今後、定住したい」と考えている。
見学会では推進会議の会員事業者が仲介?販売する一戸建て、リゾートマンション、分譲地を5カ所程度紹介する予定。幅広い価格帯をそろえ、週末の田舎暮らしや将来の定住を呼び掛ける。
見学会は3月6日。JR天王寺駅集合で日帰り。申し込みは15日まで。定員(20人)になり次第締め切る。御坊?日高地域でも2月27日に行う。問い合わせは同推進会議事務局(073?432?1444)へ。
推進会議には県と27市町村、61事業者?団体が参画。ホームページなどを通じた情報発信、受け入れ態勢の充実を図っている。
県によると2009年度の移住者(12月末現在)は24世帯、49人。紀南では田辺市10世帯18人、白浜町1世帯1人、古座川町4世帯9人、那智勝浦町1世帯2人。
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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト
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