◇車詐取名義貸し
中古車販売会社から乗用車を詐取した男に名義を貸したとして書類送検され、懲戒免職処分を受けた成田市の男性職員(57)について、県市町村公平委員会が処分を取り消し、停職6カ月に修正する裁決を出した。成田市が30日、発表した。
市などによると、08年7月、船橋市の不動産ブローカーの男(当時40歳)が返済するつもりがないのにローン契約を結び、千葉市内の中古車販売会社から乗用車1台をだまし取ったとして、詐欺などの容疑で逮捕された。職員は男に名義を貸したとして詐欺、電磁的公正証書原本不実記録などの容疑で書類送検されたが、起訴猶予処分となった。職員は男に数百万円の借金があり、断れなかったという。
市は送検後に職員を懲戒免職処分としたが、職員は同年9月、「処分が重過ぎる」などとして取り消しを求める不服申し立てをした。公平委は市側と職員から聞き取りを進め、今月24日付で「処分を取り消し、08年7月31日から6カ月間の停職処分とする」との裁決を市と職員に通知した。
小泉一成市長は「市の処分と異なる裁決になったことは残念だが、結果は真摯(しんし)に受け止めたい」との談話を出した。【山田泰正】
3月31日朝刊
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引用元:くろネコ RMT
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